5分でわかる「通販CMディレクターへの道」特集!!
Episode2 通販CM番組ってどうやって作られてるの?
通常、スポンサーの依頼から、企画案提出、撮影、編集を経て、納品に至るまで2~3ヶ月という時間がかかります。その流れを簡単にご説明します。
- スポンサーの担当者から今回作りたい通販CM番組の目的やコンセプトや予算、そして、どんな商品を売りたいのか、商品特性の説明を受ける。すべてはここから始まります。
- スポンサーからの依頼内容を把握したら、次に、商品について自主的に研究したり、ライバルとなる類似商品を調べたり、その商品をどういう動機で人々が購入するのか考えたり、脳みそフル回転させて「売る」ための方向性を考えます。そして、 具体的にどのような通販CM番組を作るか、企画書を作成します。商品が「売れる」か「売れないか」このプロセスが大きく影響します。
- 具体的に決めたCM番組内容をまとめた企画書と、それを実行するために必要な費用の見積もりをスポンサーに提出します。これが承認されれば、スタート!
- 撮影に必要な出演者、撮影場所などをリサーチし、出演交渉・撮影協力交渉をしたり、撮影場所をロケハンしたり、出演者候補のオーディションしたり、当日の移動手段を手配したり、ロケ弁当を手配したり 撮影実行に必要な物を事前準備。全てに関して決定する前に、スポンサーの承認を仰ぎます。仕込みはADがメインで行います。
- 都内・地方・海外、日帰り、泊り、収録スタジオ・屋外・個人宅、ロケの種類はほんとうに様々。Dは演出に専念、ADはロケ現場が順調に進むようにサポートします。まさにDとADのコンビネーションプレイ。
- 仮編集、またの名をオフライン編集と呼びますが、ファイナルカットという編集ソフトを使ってPCに向かい、何百時間もの時間をかけ、徹夜も多々しながら、撮影した素材を仮編集します。
- 仮編集した物をスポンサーに見せてチェックして貰います。スポンサーの目でみて、修正したい点や改善点などが指摘されます。より良いものに仕上げるためにスポンサーと相談しながら、修正をしていきます。
- 仮編集のチェック・修正を繰り返しスポンサーからOKが出たら、編集スタジオに入り、放送用の本編集と音楽やナレーションなどをつけるMA作業に入り、放送用の通販CMが完成します
- 本編集・MAが終わり、放送できる状態になった番組の収録されているテープをスポンサーに納品します。
- 普通のテレビ番組にはない過程です。物を販売する目的の通販CM番組には、放送局が行う考査というチェックを受けてOKが出ないと放送できません。ここで広告代理店が放送局とのやりとりをスポンサーから依頼されます。
- やっと(^O^)/放送開始!放送される度に、何個売れたという結果がわかります。通販CM番組の放映は1回こっきりではありません。売れていれば、いつまでも流れ続けます。
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