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5分でわかる「通販CMディレクターへの道」特集!!

Episode3 入社後の君は?

きっと一番気になるのは、実際、入社したら、
どんなことが自分の業務となるのか?
毎日の生活パターンや休みなどなど…ですよね。
キレイごとじゃなく、真の情報をお教えしましょう。

「入社1か月後」分からないことだらけ、毎日が勉強!

誰でも、どんな職種でも、入社したては全てが分からないこと、だから、1つ1つ教えて貰い覚えていくことになります。

君のADとしてのメインの業務は「リサーチ」と「買い出し」

リサーチ
「リサーチ」とは、番組内容に沿って、参考となるネタや取材対象者をネットや雑誌・書籍や電話を駆使して探したり、番組で紹介する情報の 裏付けとなる資料を公共図書館などで入手したりすること。
買い出し
「買い出し」とは、会議の時に飲み物を買って来たり、ロケの時に必要な小道具や備品を事前に買い揃えたりすること。

「入社3か月後」だんだん慣れて、仕事をしている感覚に!

制作過程の大まかがつかめて、自分の役割も具体的に理解できる頃、 社内の先輩たちにもいじられて、可愛がられちゃったりしてるかも~な気分。
君の仕事の業務は相変わらず「リサーチ」と「買い出し」。
しかし、慣れてきて、仕事もスピーディーにできるようになり

頼りにされ始める…
すこし遣り甲斐が生まれる

「入社6か月後」第1次辞めたい期!! 疲れがたまる頃

分からないことだからけで、無我夢中に走ってきた半年、しかし、慣れてきて、気付くと、カラダもココロも疲れた(―_―)

ADは超多忙…
学生時代が懐かしい 
休みたい 遊びたい 逃げたい…

制作会社の仕事は定時ではなく、作業が終わるまで続く。だから、DもADもみんな多忙。
もちろん、超多忙な時期もあれば、ユルい時期もあったりするが基本、休みが少ない。

<現役ADさんのスケジュール例>
2014年5月
1ヵ月間で休めたのは、2日間。ロケが土日に入り、休み損ねた。
休みの日は、1日はひたすら寝た、もう1日は彼女と過ごした。
朝は10時出勤、仕事終わりはまちまち夕方7時の日もあれば、
終電超えちゃって、会社に泊まった日もあるし、朝まで徹夜の日も。
ロケの日は朝6時出勤なんて日もあった。

だから、「辞めたい」と思うのは当然。 テレビ業界にいる人で過去に何回か「辞めたい」と思ったことのない人なんて、まず居ない。
だって、シンドイ仕事なんだから。
でも、なんで、先輩たちは辞めないで続けられているのだろう?

それは、個人差は多少あれど…
忙しくてなかなか自分の時間が持てなくてストレスなのは誰もが「嫌い」だけど、「この仕事が好き」と思える部分があるのです。

人によっては、自分の創造力を働かせて編集をしている時が好きだったり、
人によっては、色んな土地へロケで行けて、色んな物を見たり食べたり出来て、色んな人と知り合えるのが好きだったり。
人によっては、有名人と仕事ができることが好きだったり…
他の仕事ではなかなか味わえないことが、この仕事にはあり。

「入社1年後」余裕が出てきた!なんと後輩ができた!!

今まで生きてきた中で経験したことないくらい濃い1年を過ごした気がする。あっという間の1年。忙しいことにも慣れてきた。

でも、よく辞めないで、続けて来られたな、俺(゜.゜)
1年間振り返えると…

  • 「大分のロケ先で会った、旅館のご主人と女将さん、すごく素敵な人だったな~、俺の事もすごく気に入ってくれて、感動したっけ~」
  • 「女優の××さん、ADの俺にもすごく気さくに話してくれて優しかったな~」
  • 「取材撮影ってことで、USJのハリーポッターに、一般公開前に、並ばず入れたのは、業界くん気分だったな~」
  • 「俺が苦労して仕込んだあのネタが、CMのメイン所として使われて、売り上げに貢献したってのは、凄くね~~!1年目なのに」
  • 「あっ(;O;)こんなこと書いていると楽しんでいるよーだけど、忙しくて続かね~って、今でも思ってます。」

こんな心境だと思います、1年後の君は。
ただ、人それぞれだから、1年後の君は、自分自身で発見してみてください。

そして…なんと 先輩になる日を迎える
後輩は、自分が1年間で経験した知識を伝える存在であり、1年間で味わった苦しみを分かち合う存在ともなり、さらに、君を成長させてくれる存在でもある。

「入社3年後」デイレクターへの道がはじまる!!

ADの仕事を必死に覚えて、忙しい中ADとして頑張ってきた3年の経験を通して、映像制作という物への理解はできている頃。
さぁ、そろそろ、自分の手で作ることを始めていこう!

最初は、通販CM番組全体ではなく、小さなコーナーの仮編集をしてみる。
ディレクターにチェックして貰い、アドバイスして貰う。
そして、簡単なロケでディレクター経験をさせて貰ったり
とにかくディレクターとしての経験を積んでいき、
ゼロから完成まで1人でもできる1人前のディレクターをめざし歩み出す。

「入社5年後」新米デイレクター誕生!!

先輩たちから見て、ひとりでも通販CM番組を作れるだろうと認められてやっと仕事を任せられるディレクターへ!!
この年数には個人差があり、ここまで3年ちょいで来る人もいれば、5年以上かかる人もいる、それは本人の努力、実力と運も関係している。

実は、ここからがスタート!!
ディレクターは世の中に沢山いる。
実力差もあれば、センスもひとそれぞれ違う。
ここからディレクターとして成長していこう!!

ディレクターは、番組内容を考えたり、ロケしたり、編集するだけが仕事じゃない。
撮影や編集でかかわってくる関係各社のスタッフの人たちとのコミュニケーション力や、良いものを作るために適した現場の雰囲気を作る能力も必要だ。
君が磨いて行かなきゃいけない項目は山積み。
しかし、とにかく、経験をどんどん積んで、自分を伸ばしていこう!!

「入社5年後」新米デイレクター誕生!!

ディレクターとして一人前になり、数多くの番組を制作する中で「売れた」「売れない」の評価がリアルに自分の評価として現れる。

通販CM番組のディレクターは「売れるCM番組を作ってナンボ」
面白い楽しい番組が作れても、それで売れないと仕方ない!
リアルに売り上げという数字で評価が出てくる分
残酷でもあり、張り合いもある。
次世代をリードするディレクターを目指せ!!

「60歳」まだまだ現役デイレクター!!

60歳すぎても現役で番組を作っているディレクターは数多い。
特に、通販CM番組のディレクターとなると、
今の時代、高齢者向けの商品も数多く、
ディレクターの人生経験値が高いことは有利に働くことも事実。
中には、プロデューサーへ転向し、営業や企画提案に専念する人もいたり、
一線を退き、1年の半分をディレクター、残りの半分を全く違う仕事や趣味などで過ごす人もいたり、人それぞれ。
ただ、本人が望めば、そして本人の体力さえあれば、いつまでも現役でいられるのが、映像制作会社で働く醍醐味かもしれない。

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